機械の清掃

機械は毎日扱うものなので、朝の掃除が欠かせません。製品の不備を未然に防ぎ、機械を常に安定した状態に保つためにも、清掃は重要な作業です。

検査・梱包

機械を温めている間に、前日にでき上がった製品の検査を実施します。線が切れたり曲がっていたりしないかをしっかりチェック。問題がないことを確認してから梱包します。

伸線加工

集中力を切らすことができないので、自分との戦いです。銅線を加工する途中で、適宜ボビンなど材料の補充をします。また、仕上がった製品の検査・納品の作業を並行します。

撚線加工

前日に準備しておいた仕事に取りかかります。撚り機をセッティングしたら、ひたすら作業を進めていきます。一日を通して行う作業なので、集中力や忍耐力が必要不可欠です。

検査

完成品に不備がないか、一つずつ丁寧に検査します。でき上がるタイミングは製品によって異なるため、この作業は午前中にも行うことがあります。

翌日の準備

次の日の仕事の準備として、材料の設置、ボビンの用意、作業条件等の確認を行います。

窯の状態を確認

窯の中身は常にサラサラの状態に保つよう気を配っています。そのままにしておくと 滓が溜まり、製品不良につながってしまうのです。この作業は、一日のうち7時間くらい行っています。

メッキ加工

加工は人の手と機械の両方で行います。この工程は最初が肝心で、機械で巻き取る前の手作業を怠ると製品不良につながってしまうため、集中して取り組みます。

引継ぎ

メッキ工程は、昼勤と夜勤の2交代制になっています。そのため、昼勤者と夜勤者の引継ぎは、重要となりますので連絡は密にとるようにしています。